〒646-0301和歌山県西牟婁郡 白浜町市鹿野436-3 TEL:0739-54-0322 Fax:0739-54-0322
マタタビ (さるなし科) 生薬名 モクテンリョウ
猫にマタタビと言うが、猫がこれにじゃれる様子はすごいし、疲れきった旅人が、マタタビの 実を食べて、更に元気百倍、旅をつづけたというマタタビ語源説と合わせて、昔から強精薬とさ れているが、これは眉つば物。夏、下向きに咲く白色五弁の花は、白梅を思わせるような芳香の ある花で、この花の蕾の頃から、葉の先が白く変色するので、遠くからでも目立つ。花が終わる といつのまにか白変は消える。これは昆虫の飛来に為になるのであろう。 (またたびの木) (二種類のまたたびの実) (生薬、乾燥モクテンリョウ) 生薬モクテンリョウは虫こぶ(花マタタビ) マタタビの蕾の頃か、開花直前に花の中心の子房に「マタタビノアブラムシ」と言う小さな昆 虫が産卵する。卵を産み付けられた子房は、正常な果実になれず異常発育をして、虫こぶ状のも のになってしまう。これをモクテンリョウと呼んで、薬に用いる。虫こぶにならない正常な実は 、塩漬けなどにして食用にするが、薬効はない。 成分 マタタビ酸、マタタビラクトンのほか、鎮痛効果のあるアクチニジン、利尿作用のある ポリガモールなどがある。 冷え性・利尿・強心・神経痛・疲労回復等に (薬草のすべて)より <マタタビ酒の作り方> 用意するもの マタタビ生の実1k 広口ビン 35度ホワイトリカー 氷砂糖500〜1k (注)マタタビの生の実がない場合は乾燥マタタビ(生薬モクテンリョウ)150gで充分。
材料 1.マタタビの実(虫こぶ)生の実の場合1k・乾燥マタタビの場合150gのどちらか 2.氷砂糖 500〜1kg 黒砂糖やハチミツでもかまわない。 3.ホワイトリカー 一升 35度のものを。 4.風味を持たせる為にレモンを輪切りにして1個分入れても良い。
作り方 1.マタタビの実を広口のビンに入れます。 2.氷砂糖、レモンを入れ最後にホワイトリカーを全部注ぎます。 3.冷暗所で保管をし、3ヶ月静かに熟成させます。 4.半年、1年と置くほど深みのある良いマタタビ酒になります。 5.20〜30ccを毎日、おやすみ前等にお飲みください。 6.レモンは1ヶ月を過ぎた頃に取り出してください。 7.マタタビの実は漬け込んだままでもよろしいです。 生の実をビンに入れた所 1年物のマタタビ酒 3ヶ月浸けた乾燥マタタビ酒 <生のマタタビの実、塩漬け> 基本 虫こぶ状の花マタタビ (注) この塩漬け方法は、あくまで基本です。ご自分にあった塩漬け方法で 行なっても結構です。 1 マタタビの生の実を水洗いし、充分に水分を拭き取って下さい。 2 マタタビと塩は10対2、市販のプラスチック用、漬物容器に、マタタビに実1kを入れます。 3 塩を200g入れよく混ぜます。 4 押さえ蓋をしてその上へ重石をのせて下さい。 5 約、2週間〜3週間漬け込んでください。涼しい場所で保管して下さい。 6 保存が利きますので、食べたいぶんだけ出して食べて下さい。 7 塩分がきついと思われる方は、塩出しをして下さい。 (塩出し方法) 少ない、水道水の量で、マタタビの実を必要な分、ざる等に入れ12時間さらして下さい。 水をさらす時間によって、好みのマタタビの味を楽しめます。 <マタタビの酢漬け> 7の塩出しをした、マタタビの実に適量、砂糖とみりんを加え酢漬けにも出来ます。 砂糖とみりんの量は好みがありますので、ご自分に合わせてください。